「庭に猫や鳩が頻繁に来て困っている」「畑の作物を動物に荒らされたくない」「薬剤を使わず安全に動物を追い払いたい」そんな悩みに応える手段として、近年急速に普及しているのが超音波動物撃退器です。
なかでもJUREMIの超音波動物撃退器は、超音波と光で動物を傷つけずに追い払う、薬剤を使わない撃退器です。しかし、設置場所や向きが合っていないと、「購入したのに効果がない」「どこに設置すればいいかわからない」となりがちです。
この記事では、JUREMI超音波動物撃退器を最大限に活用するための正しい設置方法・使い方・活用テクニックを徹底解説します。
秋は1年で獣害被害が最も増える季節です。柿・栗・さつまいもなど収穫前の作物を守る手順は秋の獣害対策は9月が勝負【2026年版】にまとめました。対策は収穫の1ヶ月前に始めるのが鉄則です。
JUREMI 超音波動物撃退器の基本スペックと特徴
JUREMI OFFICIAL|超音波動物撃退器

左が商品写真、右が公式CM動画です。動画はタップすると再生できます。
まず、JUREMI超音波動物撃退器の基本性能を確認しましょう。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 超音波周波数 | ON1:50kHz/AUTO:9.8kHz(モードで切り替え) |
| センサー | 赤外線センサー・感知範囲 約12m |
| 動作モード | ON1/AUTOの2つ(どちらもセンサーが動きを感知したときに約20秒作動し、感知が続くあいだは動き続ける) |
| 電源 | ソーラー充電(配線・電池交換は不要) |
| 防水防塵 | IP65(屋外に設置したままで使えます) |
| フラッシュライト | あり(超音波と光の両方で警戒させます) |
| 設置方法 | 支柱を地面に挿す/吊り下げ穴で壁・木に取り付け |
| 保証 | 60日間の製品保証 |
| 価格 | ¥4,260〜7,660(セット数による・2026年10月時点) |
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超音波動物撃退器が効果的な理由
超音波(人間の可聴域20Hz〜20,000Hzを超える高周波数)は、多くの動物の聴覚に強い不快感を与えます。動物は人間より聴覚が発達しているため、特定の周波数帯を継続的に受け続けることで「この場所は危険・不快」と学習し、次第に近づかなくなるという仕組みです。
薬剤(忌避剤)との比較では以下のメリットがあります。
| 比較項目 | 超音波撃退器 | 忌避剤(薬剤) |
|---|---|---|
| 安全性 | △ 薬剤は使いませんが、超音波は人やペットにも聞こえます | △ 成分によっては注意が必要 |
| ランニングコスト | ○ 電気代のみ(ソーラー式は無料) | × 定期的な薬剤補充が必要 |
| 手間 | ○ 設置したら基本放置 | × 定期散布・補充が必要 |
| 耐雨性 | ○ 屋外設置対応 | × 雨で流れてしまう |
| 慣れのリスク | △ 長期同一設置だと慣れる可能性あり | △ 効果に個体差あり |
正しい設置場所の選び方【これが最重要】
JUREMI超音波動物撃退器の効果を最大限発揮するには、設置場所の選び方が極めて重要です。
設置の基本原則
- 動物の侵入経路・通り道に向けて設置する(フェンスの隙間・庭の入り口など)
- 高さは支柱の組み合わせで2段階(全長49cm・37cm)から、動物の大きさに合わせて選ぶ
- 超音波の照射方向に障害物を置かない(壁・草・柵などで遮られると効果激減)
- 日光の当たる場所に設置する(ソーラー充電式のため)
場所別おすすめ設置ポイント
| 設置場所 | 対象動物 | 推奨方向 | 補足 |
|---|---|---|---|
| 庭・花壇の入り口 | 猫・犬 | 侵入方向に向ける | 支柱を地面に挿して設置 |
| 菜園・畑の周囲 | イノシシ・アライグマなど | 外周全方向カバー | 複数台設置で効果UP |
| 屋根・軒先 | 鳩・カラスなどの鳥 | 上向きまたは水平 | 吊り下げ穴で壁に取り付け |
| ゴミ置き場周辺 | カラス・ネコ | ゴミ箱に向けて | 収集日の前後に確認 |
| 駐車場・車の下 | 猫 | 車の下方向に向ける | 支柱を短いほう(全長37cm)にして低めに設置 |
2つのモード(ON1・AUTO)
JUREMIの超音波動物撃退器には、ON1とAUTOの2つのモードがあります。違いは超音波の高さ(周波数)で、ON1は50kHz、AUTOは9.8kHzです。50kHzは人の可聴域の外、9.8kHzは人にも聞こえる高さです。
どちらのモードも、赤外線センサーが動きを感知したときに約20秒作動し、感知が続くあいだは動き続けます。動くものがいない間は作動しません。
住宅が近い場所では、人がよく通る所を感知範囲に入れない向きで設置してください。人が通るたびに作動すると、音が出る回数が増えます。
設置手順ステップガイド
STEP1:設置場所を決める
前述の「正しい設置場所の選び方」を参考に、動物の侵入経路・通り道を確認してください。可能であれば事前に動物の足跡・糞・食べかすなどで行動パターンを把握しておくとより効果的です。
STEP2:取り付け方法を選択する
JUREMIの超音波動物撃退器は2種類の取り付け方法に対応しています。
- 地面への差し込み:付属のスパイク(支柱)を地面に差し込む。高さは支柱の組み合わせで2段階(全長49cm・37cm)に調整できる。
- ぶら下げ設置:本体の吊り下げ穴を使って、壁や木に取り付ける。
STEP3:モードを選ぶ
本体のスイッチでON1かAUTOを選びます。どちらも、センサーが動きを感知したときに作動します。住宅が近い場所では、人に聞こえない50kHzのON1を選んでください。
STEP4:充電状態を確認してから設置する
ソーラー充電式なので、まず日当たりの良い場所に置いて充電してから設置場所に移すと、初日から安定して動きます。設置後も太陽光で自動的に充電されるため、配線も電池交換も不要です。
STEP5:1週間後に効果を確認する
効果の出方は動物の種類や環境で差があります。1週間後に侵入・糞の形跡がないかを確認し、効果が出ていれば継続します。効果がない場合は位置や向き・モードを調整してください。
作っている側から、正直にお伝えしたいこと
私はこの商品を企画・販売しているJUREMIの運営者です。売る側が言うことではないかもしれませんが、この道具について正直に書いておきます。
「これ1台で全部解決」にはなりません
キツネ・アライグマ・ハクビシン・カラスといった学習能力の高い動物は、「この音は自分に危害を加えない」と分かると、だんだん慣れてしまうことがあります。相手も生きるために来ているので、音と光だけで100%防げるとは私も思っていません。
柵・ネット・忌避剤と組み合わせて、侵入のハードルを何段階か上げる。その一段として使うのが、この製品のいちばん現実的な使い方です。音と光の両方で刺激する作りですが、それでも設置場所と向きを月に1度は変えたほうが効果は続きます。
音が聞こえることは知ったうえで買ってください
AUTOモードの9.8kHzは人の可聴域に入るため、人にも耳障りな高い音として聞こえることがあります。畑や山ぎわなら問題になりませんが、住宅が密集している場所では、人の可聴域の外の50kHzで作動するON1モードにするなどの配慮が必要です。ここを知らずに買われると、後で困るのはお客様のほうなので、先に書いておきます。
効果が出るかどうかは、設置場所で8割決まります
超音波は障害物に弱く、草やフェンスが正面にあるだけで届く距離が大きく落ちます。届いてすぐに適当な場所へ挿すのではなく、まず動物の足跡・フン・食べ跡を探して、通り道を特定してから設置してください。この一手間があるかないかで、結果がまったく変わります。次の章で、効果が出ないときの原因を順番に挙げていきます。
効果が出ない場合の対処法
原因1:障害物が超音波を遮っている
壁・草・植木・フェンスが照射方向にあると効果が大幅に低下します。設置後、本体の正面方向に遮るものがないか必ず確認してください。
原因2:動物が慣れてしまった
同じ場所に長期間設置していると、動物が「脅威ではない」と学習してしまうことがあります。2〜3週間ごとに設置場所や向きを変えることで慣れを防ぎましょう。
原因3:設置高さが合っていない
付属の支柱は2段階(全長49cm・37cm)に調整できます。動物の大きさに合わせて高さを選び、より高い位置にしたいときは吊り下げ穴で壁や木に取り付けてください。
原因4:1台では広さが足りない
広い庭や複数の侵入経路がある場所では、2〜3台を組み合わせて死角をなくすことが効果的です。
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組み合わせ活用で効果を最大化するテクニック
テクニック1:忌避剤と併用する
超音波撃退器と忌避剤(薬剤)を組み合わせると、視覚・嗅覚・聴覚の3方向から動物にプレッシャーをかけることができます。効果が薄い場合の補助手段として有効です。
テクニック2:光(フラッシュ)も生かす
この製品は、超音波と一緒にフラッシュの光でも動物を追い払います。光が届くよう、本体の正面を動物の来る方向に向けてください。
テクニック3:ネットや柵と組み合わせる
菜園や花壇を守る場合は、防獣ネットや柵で物理的に侵入を防ぎながら、入り口に超音波撃退器を設置する「二段構え」が最も効果的です。
よくある質問(FAQ)
Q: 自分の犬やペットへの影響はありますか?
A: 影響があります。犬や猫はこの製品が対象としている動物なので、飼っているペットにも当然聞こえて不快に感じます。庭で犬を遊ばせている、猫が出入りしている、という場合には向きません。ペットの行動範囲と、追い払いたい動物の侵入経路が重なっている場合は、超音波ではなく物理的な柵やネットでの対策をおすすめします。
Q: 雨の日も使用できますか?
A: IP65の防水防塵なので、雨の日もそのまま使えます。屋外に設置したままで問題ありません。ただし台風などの強風時は、飛ばされて破損したり人に当たったりする危険があるため、一時的に取り外してください。
Q: 充電はどのくらい持ちますか?
A: ソーラー充電で自動的に充電されるため、日当たりの良い場所に設置していれば充電の手間はかかりません。曇りや雨が続いたあと、冬場で日照時間が短いときは動作が不安定になることがあります。その場合は、数日間よく日の当たる場所に置いて充電してから戻してください。
Q: 近隣住民への超音波の影響はありますか?
A: 正直にお伝えします。AUTOモードの超音波は、人にも聞こえます。AUTOの9.8kHzは可聴域に入るため、大人にも「キーン」という高い音として聞こえ、不快に感じることがあります。住宅が近い場所では、ON1モード(50kHz・人の可聴域の外)にする、隣家の窓に向けない、敷地の境界ギリギリに置かない、という3点を必ず守ってください。ご近所とのトラブルは、害獣被害よりやっかいです。
まとめ:JUREMI超音波動物撃退器を最大限に活用するポイント
- 設置高さ:支柱の組み合わせで2段階(全長49cm・37cm)から、動物の大きさに合わせて選ぶ
- 照射方向:動物の侵入経路・通り道に正面を向ける
- 動作モード:ON1(50kHz)とAUTO(9.8kHz)の2つ。どちらもセンサーが感知したときに約20秒作動
- 慣れ防止:2〜3週間ごとに設置場所・向きを変える
- 組み合わせ:複数台設置・忌避剤・ネットや柵との併用
薬剤を使わず、設置したらあとは基本放置できるJUREMIの超音波動物撃退器。正しい設置方法を押さえれば、庭・畑・駐車場など様々な場所での害獣対策に使えます。
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