歓迎会や送別会の流れで二次会がカラオケになった瞬間、少し胃のあたりが重くなる。マイクとデンモクが回ってきて「次、何歌う?」と聞かれ、曲が決まらないまま気まずい沈黙が流れる。そんな経験はないでしょうか。
私も長い間、飲み会のカラオケが苦手でした。家では歌える曲があるのに、上司や初対面の人がいる席では何を選べばいいのかわからなくなるのです。
この記事では、会社の飲み会や二次会で「何を歌えばいいかわからない」と固まらないための選曲のコツを、場面別・年代別に整理しました。私はカラオケの選曲アプリを自分で開発しており、その過程で調べた「外さない選曲」の考え方をもとにお伝えします。
飲み会のカラオケで曲が決まらないのはなぜか
一人カラオケや気心の知れた友人とのカラオケなら、好きな曲を入れれば済みます。ところが飲み会のカラオケでは、選曲の基準が「自分が歌いたい曲」から「この場に合う曲」へと変わります。
メンバーの年代はバラバラで、場の空気も読まなければならない。誰も知らない曲を入れてしまうと、歌っている数分間だけ場の会話が止まってしまいます。飲み会の選曲は、歌のうまさよりも「みんなが知っているかどうか」で評価が決まると言ってもいいくらいです。
だからこそ大切なのは、完璧な一曲を探すことではありません。外さない曲を素早く決めて、迷う時間そのものを減らすことです。
場面別の選曲のコツ(上司がいる席・同世代・初対面)
同じ飲み会でも、メンバー構成によって正解は変わります。私は次の3パターンで考えるようにしています。
- 上司や年上が多い席。自分の好きな曲ではなく、相手の世代の定番曲に寄せます。サビを聞けば誰でもわかる国民的ヒットなら、世代が違っても場がひとつになります
- 同世代だけの席。中学や高校の頃に流行った曲が最強です。「懐かしい」という感情は盛り上がりに直結するので、青春時代のヒット曲を思い出しておきましょう
- 初対面が多い席。世代を問わず知られている定番曲や、有名なアニメ主題歌が安全です。選曲そのものが自己紹介の代わりになります
共通して言えるのは、歌唱力を披露する場ではないということです。知っている曲のイントロが流れた瞬間に場の温度が上がる。飲み会のカラオケで求められているのは、その空気づくりです。
年代別に外さない「15〜25歳の頃のヒット曲」ルール
相手の世代に寄せると言っても、何を歌えばいいのか。私が目安にしているのは、人は15〜25歳の頃に聴いた曲に最も強く反応する、という考え方です。
例えば50代の上司なら1980年代後半から1990年代のヒット曲、40代なら1990年代後半から2000年代前半、20代の後輩なら2010年代後半以降の曲が刺さりやすい計算になります。相手の年齢から逆算して、その人の青春時代のヒット曲を1曲用意しておくだけで、選曲の印象は大きく変わります。
自分が生まれる前の年代の曲は知らなくて当然です。飲み会の前に、その年代のヒットランキングをざっと眺めておくと、イントロくらいはわかる曲が必ず見つかります。
1曲目・中盤・締めで流れを作る
選曲は1曲ごとの点ではなく、飲み会全体の流れで考えるとぐっと楽になります。
- 1曲目はテンポが良くて誰もが知っている定番曲。場の様子見を兼ねるので、熱唱系のバラードは避けます
- 中盤は自分の十八番や個性を出す曲。デュエットや合いの手が入る曲で周りを巻き込むのも効果的です
- 締めはしっとり聴かせる曲か、全員で歌える定番曲。終わりの空気をきれいに作れる人は、それだけで一目置かれます
もうひとつ、迷う時間を短くする工夫として、会場へ向かう移動中に候補を3曲だけメモしておく方法があります。1曲目用の定番、中盤用の十八番、締め用の1曲。この3枠が埋まっているだけで、当日の心の余裕がまったく違ってきます。
あわせて、曲を連続で入れない、人が歌っている間にデンモクを独占しない、といった基本のマナーも忘れずに。選曲の腕前より、こうした気配りのほうがよほど見られています。
それでも迷ったら、気分を言葉で入れるだけのアプリという手
ここまでのコツを踏まえても、その場でパッと曲名が出てこないのが選曲の難しさです。そこで私が自分のために開発したのが、iOSアプリ「カラオケ選曲ナビ」です。
「盛り上がる90年代」「上司ウケする定番」「45歳の同世代の恋愛曲」のように、歌いたい気分や場面を言葉で入れるだけで、AIが実在曲3,609曲の中からその場に合う候補を提案します。収録曲は月次で更新しているので、新しい曲にも対応していきます。
持ち時間と場面を選ぶと1曲目から締めまでの流れを自動で組む「今夜のセットリスト」や、1980年から2026年までの年間ランキング、声を出すだけで音域を測るキー診断も入れました。飲み会の会場へ向かう電車の中で、その日のメンバーを思い浮かべながら候補を作っておく使い方が一番おすすめです。
料金は正直に書きます。ダウンロードと基本機能は無料で、無料版にはバナー広告が表示されます。広告を消して全機能を開く「プレミアム解放」は買い切り400円の一度きりの購入で、月額課金はありません。
アプリの機能や使い方の詳細は、カラオケ選曲ナビの詳しい紹介記事にまとめているので、あわせて読んでみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 飲み会のカラオケで1曲目は何を歌えばいいですか
A. テンポが良くて誰もが知っている定番曲がおすすめです。1曲目は場の様子見を兼ねるので、熱唱系のバラードやマイナーな曲は中盤以降に回し、メンバーの年代層に合わせたヒット曲を選ぶと外しにくくなります。
Q. 上司の前で避けたほうがいい選曲はありますか
A. 過激な歌詞の曲や内輪ネタの曲、極端に長い曲は避けたほうが無難です。迷ったら上司の世代のヒット曲に寄せるのが安全で、相手が15〜25歳の頃に流行った曲を目安に選ぶと大きく外しにくくなります。
Q. 歌が苦手でも飲み会のカラオケを乗り切る方法はありますか
A. あります。全員が知っている曲を選んで一緒に歌ってもらう、デュエット曲で誰かを誘う、タンバリンや合いの手で場を支えるなど、歌唱力以外の貢献はいくらでもできます。飲み会のカラオケは選曲と場づくりが9割です。
Q. 持ち歌がマンネリ化しています。増やすコツはありますか
A. 自分の青春時代の年間ヒットランキングを見返すと、歌えるのに忘れていた曲が見つかります。あわせて最近の人気曲を月に一度チェックする習慣を作ると、少しずつ新しい持ち歌が増えていきます。
Q. カラオケ選曲ナビは無料で使えますか
A. 無料でダウンロードでき、基本機能は無料のまま使えます。無料版はバナー広告が表示され、広告非表示と全機能を開く「プレミアム解放」は買い切り400円の一度きりの購入です。月額課金はありません。
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