年末年始の海外旅行は、10月から11月にかけて航空券と宿を決める方が多い時期です。行き先が決まったら、次に効いてくるのが持ち物の準備です。現地で買えばいいと思っていたものが手に入らなかったり、日本の規格と違って使えなかったりすることは珍しくありません。
この記事では、忘れると現地で確実に困るものから、あると旅が楽になるものまでを順に並べました。上から見ていけば、そのままチェックリストとして使えます。
これが無いと出発できないもの
パスポート。残存有効期間に注意してください。入国時に6ヶ月以上の残りを求める国が多く、期限内でも足りなければ搭乗を断られます。今すぐ手元で確認しておきましょう。
ビザまたは入国許可。電子渡航認証が必要な国が増えています。オンライン申請で済むものがほとんどですが、承認まで数日かかる場合があるので、出発直前に気づくと間に合いません。
航空券とホテルの予約確認書。スマートフォンの画面で足りることが多いものの、入国審査で提示を求められたときに通信が使えないと困ります。紙に印刷したものを1部持っておくと確実です。
海外旅行保険の証書。クレジットカードの付帯保険で足りるかは、補償額と適用条件を必ず確認してください。医療費が高い国では、付帯保険だけでは足りないことがあります。
現地で買いにくいもの
常備薬。日本で普段飲んでいる薬と同じ成分のものが、現地で簡単に手に入るとは限りません。胃腸薬、痛み止め、絆創膏は最低限入れておきます。処方薬がある方は、英文の処方内容が分かるものを一緒に持っていくと入国時に説明しやすくなります。
使い慣れた洗面用品。特に肌が敏感な方は、現地の製品で荒れることがあります。小分けにして持っていくのが無難です。
変換プラグと変圧器。コンセントの形状は国ごとに違います。電圧も日本の100Vに対して欧州は220Vから240Vなので、対応していない機器をつなぐと壊れます。スマートフォンやパソコンの充電器はたいてい世界中の電圧に対応していますが、ドライヤーやヘアアイロンは対応していないことが多いので確認が必要です。
携帯ウォシュレット。温水洗浄便座は日本と韓国以外ではほとんど普及していません。欧米のホテルには洗う設備そのものが無いので、日本と同じ習慣で過ごしたい方は日本から持っていくしかありません。電源が不要な手動式なら、現地の電圧やコンセント形状を気にせず使えます。
トイレまわりの備え
ウォシュレットが無い国へ行くなら、手動式の携帯ウォシュレット
電源も電池もいらないので、海外の電圧やコンセント形状を気にせず使えます。空にすれば機内持ち込みもできます。私が企画した商品なので、弱点も含めて記事に書いています。
電源と通信
モバイルバッテリー。地図と翻訳と決済をすべてスマートフォンで行うので、日本にいるときより電池の減りが早くなります。必ず手荷物に入れてください。預け入れ荷物には入れられません。容量にも制限があり、一般的には100Whまでは制限なく持ち込めます。
通信手段。現地SIM、eSIM、レンタルWi-Fiのいずれかを出発前に決めておきます。eSIMは空港に着いてすぐ使えるので、最近はこれが手軽です。
充電ケーブルの予備。1本しか持っていかないと、断線したときに詰みます。
あると旅が楽になるもの
圧縮袋は帰りの荷物が増えたときに効きます。エコバッグは買い物袋が有料の国で使います。s字フックやクリップは、狭いホテルの洗面所で意外と役に立ちます。小さな南京錠は、ホステルや共用ロッカーを使う予定がある方に必要です。
機内では、首まくらとアイマスク、耳栓が睡眠の質を変えます。長距離のフライトでは乾燥するので、リップクリームと目薬も入れておくと快適です。
機内持ち込みで気をつけること
液体物は100ml以下の容器に入れ、1リットル以下の透明な袋にまとめる必要があります。100mlより大きい容器は、中身が少なくても持ち込めません。
モバイルバッテリーとリチウム電池は預け入れができないため、必ず手荷物に入れてください。逆に、はさみや刃物類は手荷物に入れられないので、預け入れ荷物に移します。
携帯ウォシュレットのような水を入れて使う道具は、空にしておけば液体物として扱われません。うっかり水を入れたまま検査に進まないよう、出発前に空にしておいてください。
出発前の1週間でやること
1週間前までにビザと保険を確定させ、3日前に薬と充電まわりをそろえます。前日は現金の両替とオンラインチェックインを済ませ、当日の朝にパスポートと予約確認書を最後に指差し確認してください。
行き先のトイレ事情が気になる方は、海外のトイレ事情ガイドで紙が流せるかどうかを先に確認しておくと、持ち物の判断が早くなります。
よくある質問
Q. 現金はどのくらい持っていくべきですか?
カードが普及している国なら、最低限の現金で足ります。ただしヨーロッパの公衆トイレのように現金しか使えない場面は残っているので、小額紙幣と小銭を少し用意しておいてください。
Q. スーツケースは何リットルが適切ですか?
3泊から5泊で60リットル前後が目安です。お土産で増えることを考えて、行きは7割程度の余裕を残しておくと帰りが楽になります。
Q. 薬は英文の証明が必要ですか?
一般的な市販薬であれば通常は不要です。処方薬や量が多い場合は、医師の英文診断書か処方内容が分かる書類を持っていると、入国審査で説明しやすくなります。
まとめ
忘れて致命的なのはパスポートとビザと保険の3つ、現地で買いにくいのは薬と変換プラグと携帯ウォシュレットです。この6つを先に確保してしまえば、残りは現地でどうにでもなります。年末年始の旅行なら、10月のうちに上から順に埋めていってください。
電源まわりの準備はモバイルバッテリーおすすめ比較5選にまとめています。




