ガラスのマウスパッドは、冬になると冷たく感じます。朝、手首を乗せた瞬間のひやっとした感触が苦手な人もいるでしょう。
私はJUREMIというブランドで、ガラスマウスパッドを企画・販売しています。冬に冷たく感じる点は、メーカー本人として隠さずにお伝えします。そのうえで言うと、この冷たさは道具と置き方で対策できます。
この記事では、冷たく感じる理由と、手首と手を冷やさない4つの対策をまとめます。商品は、2026年10月にAmazonの商品ページで確かめたものだけです。
結論:ガラスマウスパッドの冷たさは対策できます
冬だけの理由でガラスを諦めなくて大丈夫です
JUREMI ガラスマウスパッド
私が企画・販売している自社商品です。冷たさは、リストレストや指なしのアームウォーマーで対策できます。拭くだけで清潔に保てて滑りが変わりにくいガラスの良さを、冬だけの理由で手放す必要はないと私は考えています。
Amazonで見るボタンの先はLサイズ(350×260mm)です。MサイズとSサイズは、下の商品紹介の欄にあります。
すでにガラスを使っている人は、買い替えなくて大丈夫です。次の早見表から、自分に合う対策を選んでください。
対策と商品の早見表
値段を書いているのは自社商品だけで、2026年10月時点のものです。ほかの商品の値段と在庫は、Amazonの商品ページで確かめてください。
| 商品 | 向く人 | 主な仕様 | 値段の目安 |
|---|---|---|---|
| JUREMI ガラスマウスパッド 自社商品 |
これからガラスを選ぶ人。手入れを拭くだけで済ませたい人 | 強化ガラス、すりガラスの表面、厚さ3.2mm、3サイズ、滑り止め付き | S 1,480円/M 1,780円/L 1,980円 |
| エレコム リストレスト FITTIO MOH-FTRBK 対策1 |
手首を支点にしてマウスを動かす人 | ショートサイズ、表面は合成皮革、内部にエクスジェル、日本製 | Amazonで確認 |
| CINECE アームウォーマー ニット 指なし 対策2 |
腕ごと大きくマウスを動かす人。まず手ごろな値段で試したい人 | ニット、指穴あり、1組2枚入り、レディースのカテゴリー | Amazonで確認 |
| Makitsu ホットマット USB 対策3 |
冷えた手を休憩のあいだに温め直したい人 | 約45×40cm、USB給電、温度3段階、筒形にして手を入れられる、洗える | Amazonで確認 |
| 北国のこたつ パネルヒーター 対策4 |
手元だけでなく足元から体ごと冷える人 | 4面発熱、36℃から60℃の無段階調節、切タイマー、転倒OFF、消費電力195W | Amazonで確認 |
対策1と2は、ガラスに触れる場所を覆う道具です。対策3と4は、手や体を温める道具です。まず対策1か2を選び、それでも冷える人が3や4を足す順番だと、無駄がありません。
ガラスマウスパッドが冬に冷たく感じる理由
対策を選ぶ前に、なぜ冷たいのかを知っておくと判断が早くなります。理由は難しくありません。
ガラスは布より熱を伝えやすい
ガラスは布より熱を伝えやすい素材です。手が触れると、手の熱がガラスのほうへ移りやすくなります。そのため、同じ部屋に置いてあっても、布より冷たく感じます。
布のマウスパッドは、繊維のあいだに空気を含んでいます。空気は熱を伝えにくいので、手の熱が逃げにくくなります。金属のドアノブが木の机より冷たく感じるのと同じ理屈です。
パッドが部屋より冷えているわけではありません
ガラスマウスパッドそのものが、部屋の温度より低くなっているわけではありません。部屋と同じ温度でも、熱の移り方の違いで冷たく感じるだけです。同じ部屋に置いたガラスと布で感じ方が違うのは、このためです。
つまり、手とガラスのあいだの条件を変えれば、感じ方は変えられます。ガラスを買い替える必要はありません。
冷たく感じやすい場面
- 朝いちばんや帰宅した直後で、部屋がまだ温まっていないとき
- 机が窓際や外に面した壁のそばにあるとき
- 暖房をつけた直後で、空気は温まっても机やガラスがまだ冷えているとき
- 手首や手のひらの付け根を、パッドにぴったり乗せる持ち方のとき
冷たさを感じる場所は、主に手首と手のひらの付け根です。小指側の側面が触れる人もいます。指先はたいていマウスの上にあるので、ガラスに触れるのは手の下側だけです。
逆に言えば、部屋が温まった午後や手が温かいときは、同じガラスでも冷たさは気になりにくくなります。ここから、対策の方向は3つに整理できます。触れる場所を覆うこと、手を温めること、部屋を温めることです。
手首と手を冷やさない4つの対策と選び方
対策は4つあります。マウスの動かし方と、冷えの強さで選んでください。1つで足りなければ、組み合わせて使えます。
- 手首を支点にしてマウスを動かす人は、対策1のリストレスト
- 腕ごと大きく動かす人は、対策2の指なしのアームウォーマー
- 手が冷え切ってしまう人は、対策1か2に、対策3の温める道具を足す
- 足元から体ごと冷える人は、対策4の部屋と机の見直し
どれが合うか分からない人は、ハンカチを1枚、手首の下に敷いて作業してみてください。それで冷たさが気にならなければ、触れる場所を覆う対策1か2で足ります。それでも手が冷えるなら、温める対策3か4が要ります。
対策1 リストレストで手首をガラスから離す
手首をリストレストに乗せると、手首がガラスに直接触れる面が減ります。置く場所は、ガラスマウスパッドの手前です。手首を支点にしてマウスを動かす人に合います。
一度置けば、手に何も着けずに済むのが良いところです。手に物を着けるのが苦手な人にも向いています。季節を問わず使えるので、冬が終わっても無駄になりません。
選ぶときは、表面の素材と高さを見ます。高さは、マウスを握ったときに手首が大きく反らないものが目安です。商品によっては冷却ジェルやひんやり感をうたうものがあり、それは夏向けの作りなので、冬の冷え対策には合いません。
腕ごと大きく動かす人は、リストレストが動きの邪魔になることがあります。その場合は、次の対策2のほうが向いています。
対策2 指なしのアームウォーマーで手首を覆う
手首から手のひらの付け根までを、生地で覆う方法です。指先が出る型なら、クリックやホイールの操作をさえぎりません。手と一緒に動くので、腕ごと動かす人でも使えます。
電気を使わないので、置き場所も電源も選びません。会社の机でも使いやすい対策です。家にある薄手のものでまず試して、合えば専用のものを買う順番でもかまいません。
選ぶときは、親指を通す指穴があるかを見ます。長袖の袖口を引っぱるだけでは、手のひらの付け根まで届きません。指穴がある型なら、生地がずれずに付け根まで覆えます。
生地が厚いと、手とガラスのあいだの滑りの感覚が変わることがあります。薄手のニットから試すのが無難です。手を覆うと手汗が気になる人は、手汗の対策も合わせて読んでください。
対策3 手元を温める道具を足す
冷えが強い人は、手そのものを温める道具を足します。USBで給電するホットマットや、ヒーター付きのリストレストがこれにあたります。休憩のあいだに使えば、手が冷え切る前に温め直せます。
温める道具は、作業の最中よりも休憩のときに使うほうが、マウスの操作を邪魔しません。電気を使いたくない人には、使い捨てカイロを入れられるハンドウォーマーという選択肢もあります。
ヒーター付きのリストレストは、手首を乗せる部分そのものが温まる道具です。対策1と対策3を1つで兼ねられます。ただ、この記事で名前を挙げて紹介できる商品は、まだ見つけられていません。
選ぶときは、温度を切り替えられるか、洗えるか、電源の条件は何かを見ます。USBで動く道具は、電源の出力が足りないと十分に温まらないことがあります。パソコンのUSB端子につなぐ前に、商品が指定する出力を確かめてください。
対策4 部屋と机の置き方を見直す
道具を買う前にできる対策です。窓際は外の冷たさが伝わりやすい場所です。机を窓から離せるなら、離したほうが手元は冷えにくくなります。
作業を始める少し前に暖房を入れるのも有効です。空気が先に温まり、机やガラスはあとから温まるので、時間を取るほど冷たさはやわらぎます。
体が冷えると、手先も冷えやすくなります。足元から冷える人は、デスクの下に置くパネルヒーターで体ごと温める方法があります。ひざ掛けや上着を1枚足すのも、手軽な対策です。
前腕が机に触れて冷たい人は、布やフェルトのデスクマットを腕の下に敷いてください。机に直接触れずに済みます。
避けたい使い方と、電気で温める道具の注意
冷たいからといって、ガラスそのものを温めたり覆ったりするのは勧めません。避けたい使い方は次の3つです。
- ドライヤーやヒーターの熱を、ガラスに直接当てて温める
- ホットマットやカイロを、ガラスの上や下に敷いたままにする
- ガラスの全面に布をかぶせる
上の2つは、商品ページで案内していない使い方です。3つ目は、ガラスの滑りという良さがなくなります。覆ったり温めたりするのは、ガラスではなく手のほうにしてください。
電気で温める道具を使うときは、次の点に気をつけてください。温度が低めでも、使い方しだいでけがにつながります。
- 同じ場所に長い時間当て続けない。熱いと感じない温度でも、低温やけどになることがあります
- 席を離れるときと寝るときは電源を切る
- 電源は、商品ページや取扱説明書に書かれた条件に合わせる
- コードを足や椅子のキャスターで踏まない
- 濡れた手で本体やコードに触れない
- 小さな子どもやペットがいる家では、本体とコードに触れられない置き方にする
ここに書いたのは一般的な注意です。使い方は、メーカーの取扱説明書を優先してください。持病のある人や、手の冷えやしびれが続く人は、主治医の指示に従ってください。
対策に使える商品の紹介
ここからは商品を1つずつ紹介します。選んだ基準は2つです。在庫があること、商品名でブランドが分かることです。
仕様は、2026年10月にAmazonの商品ページで読めた内容だけを書いています。読めなかった項目は書いていません。
JUREMI ガラスマウスパッド(自社商品)
私が企画・販売している自社商品です。強化ガラス製で、表面はすりガラスの仕上げです。
厚さは3.2mmで、サイズは250×200mm、300×250mm、350×260mmの3つから選べます。滑り止めが付いています。
これからガラスを選ぶ人と、手入れを拭くだけで済ませたい人に向いています。サイズで迷う人は、マウスを大きく動かすならL、机が狭いならSを目安にしてください。冬の冷たさは、この記事の対策と組み合わせて乗り切れます。
Lサイズ(350×260mm)
Mサイズ(300×250mm)
Sサイズ(250×200mm)
エレコム リストレスト FITTIO MOH-FTRBK(対策1)
エレコムのリストレストで、サイズはショートです。表面はポリウレタン合成皮革で、内部にはエクスジェルという柔らかい素材が使われています。商品ページでは、日本製であることと、マウスやテンキーの操作による疲れをやわらげる設計が案内されています。
温める道具ではありませんが、手首がガラスに直接触れるのを避けられます。手首を支点にしてマウスを動かす人に向いています。マウスを握ったときに手首が乗る位置に置いて使ってください。
CINECE アームウォーマー ニット 指なし(対策2)
ニットの指なしアームウォーマーです。指穴があり、1組2枚入りで売られています。Amazonでのカテゴリーは、レディースのアームウォーマーです。
ガラスに触れる手首と手のひらの付け根を、生地で覆う目的で使います。腕ごと大きくマウスを動かす人と、まず手ごろな値段で試したい人に向いています。
手の大きい人は、商品ページのサイズの案内を見てから選んでください。合わないと感じたら、男女兼用と書かれた別の商品を探すのも手です。
Makitsu ホットマット USB(対策3)
USBで給電する小型のホットマットです。大きさは約45×40cm、重さは約120gで、温度は高・中・低の3段階で切り替えられます。スナップボタンで筒形にとめて、中に手を入れて温める使い方が商品ページで案内されています。
内側はフリース、外側は撥水のナイロンで、洗濯機や手洗いで洗えると書かれています。電源は、出力5V/2A以上のものを使うよう指定があります。高の設定は約50℃から55℃と案内されているので、低から試して、手を入れたままにしないでください。
休憩のあいだに手を温め直したい人に向いています。ガラスマウスパッドの上や下に敷く使い方は案内されていないので、避けてください。
北国のこたつ パネルヒーター(対策4)
デスクの下に置いて足元を囲むパネルヒーターです。発熱するのは4面で、天板は発熱しません。温度は36℃から60℃まで無段階で調節でき、消費電力は195Wと書かれています。
1時間から9時間で設定できる切タイマーと、傾くと止まる転倒OFFの機能が案内されています。外装はリネンで、使わないときは折りたためます。
手元だけでなく、足元から体ごと冷える人に向いています。長い時間使うときは温度を低めにして、取扱説明書の注意を優先してください。
迷ったときの組み合わせの例
- 在宅の仕事で長い時間座る人は、リストレストと足元のパネルヒーター
- ゲームで腕を大きく動かす人は、指なしのアームウォーマーと、始める前の暖房
- 手が冷えやすい人は、アームウォーマーと、休憩中のホットマット
全部をそろえる必要はありません。まず1つ試して、足りない分だけ足してください。
冬でも私がガラスを勧める理由
冷たさという弱点があっても、私がガラスを勧める理由は2つあります。手入れが拭くだけで済むことと、滑りが変わりにくいことです。ここはメーカー本人としての考えです。
手入れが拭くだけで済みます
ガラスは汚れが染み込まない素材です。皮脂や手汗は表面に乗るだけなので、クロスで拭けば落とせます。冬はハンドクリームを使う人が増える季節ですが、付いた跡も同じように拭き取れます。
布のマウスパッドは、汚れたら洗って乾かす手間があります。冬は洗った物が乾きにくい季節です。拭き方の手順はマウスパッドの手入れにまとめています。
滑りが変わりにくい素材です
ガラスは、布のように表面の繊維がへたりません。そのため、使い続けても滑りが変わりにくい素材です。
汚れで滑りが重くなっても、拭けば元の状態に戻せます。素材ごとの違いを知りたい人は、ガラスと布の比較を読んでください。
冷たさが気になるのは冬のあいだだけです
冷たさが気になる期間は、1年のうち冬だけです。熱を伝えやすいという同じ性質のおかげで、夏は手元がひんやりと感じられます。冬をこの記事の対策で乗り切れば、残りの季節はガラスの良さをそのまま使えます。
これからガラスを買う人は、届いた日に冷たさで驚かないよう、対策1か2を一緒に用意しておくと安心です。冷たさを知ったうえで選べば、冬に後悔せずに済みます。
よくある質問
ガラスマウスパッドはなぜ冬に冷たく感じるのですか
ガラスは布より熱を伝えやすく、触れた手の熱がガラスへ移りやすいからです。パッドが部屋より冷えているわけではありません。部屋が温まればガラスも温まるので、冷たさはやわらぎます。
冬のあいだだけ布のマウスパッドに戻したほうがいいですか
冬だけの理由で戻す必要はないと私は考えています。冷たさは、リストレストや指なしのアームウォーマーで対策できるからです。ただ、冷えがつらい人が冬だけ布を使うのも、一つの選び方です。
ヒーター付きのリストレストはありますか
あります。USBで給電して温めるリストレストが売られています。ただ、この記事で名前を挙げて紹介できる商品はまだ見つけられていないので、USBのホットマットを代わりに紹介しています。
ガラスマウスパッドをホットマットの上に置いて温めてもいいですか
私は勧めません。JUREMIの商品ページでも、今回紹介したホットマットの商品ページでも、そのような使い方は案内されていないからです。温めるのはガラスではなく、手のほうにしてください。
指なしのアームウォーマーをしたままマウスは使えますか
指先が出る型なら、クリックやホイールの操作はそのままできます。手のひらの付け根が生地で覆われるので、ガラスの上での滑りの感覚は素手と変わることがあります。薄手のものから試してください。
まとめ
- ガラスマウスパッドが冬に冷たいのは、ガラスが布より熱を伝えやすいからです。パッドが部屋より冷えているわけではありません
- 手首を支点に動かす人はリストレスト、腕ごと動かす人は指なしのアームウォーマーが合います
- 冷えが強い人は、USBのホットマットや足元のパネルヒーターで手と体を温めます
- ヒーターをガラスの上や下に敷く使い方は勧めません。電気の道具は取扱説明書を優先してください
- 冷たさは対策できるので、ガラスの良さを冬だけの理由で諦めなくて大丈夫です
これからガラスを選ぶ人は、ガラスマウスパッドの選び方も参考にしてください。冬を対策で乗り切って、ガラスの良さを1年を通して使ってもらえたらうれしいです。




