こんにちは、当サイト運営者のJACKです。今回は、私が自分で開発したiPhoneアプリ「体力テストナビ」を紹介します。学校の新体力テストの記録を入れるだけで、得点とA〜Eの判定、全国平均との差が分かるアプリです。
子どもが体力テストの記録用紙を持ち帰ってきても、「50m走9.4秒」「立ち幅とび148cm」という数字だけでは、良いのか悪いのか分かりません。得点表を探して1種目ずつ点数に直し、合計して年齢別の基準と見比べる作業は、思った以上に手間がかかります。そこで、記録を入れたらその場で全部出るアプリを作りました。
この記事では、アプリの紹介とあわせて、新体力テストの得点表の見方とA判定の目安を、文部科学省の一次資料をもとに整理します。
体力テストナビでできること
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体力テストナビは、家庭用の判定・記録アプリです。App Storeの説明文に記載している主な機能は次のとおりです。
- 入れるだけで判定: 8種目の記録から、種目別の得点(1〜10点)・合計点・総合評価(A〜E)をその場で表示
- あと何点でAか分かる: 「Aまであと何点」「あと何cmで1点上がる」まで表示
- 全国平均と比べる: スポーツ庁の公表値(年齢別・男女別)と種目ごとに比較
- 成長を残す: 毎年の記録を並べて、合計点と種目別の伸びをグラフ化
得点表と総合評価の基準は、文部科学省の「新体力テスト実施要項」に基づいています。小学生・中高生・大人・シニアの4区分に対応し、20〜64歳は「体力年齢」も判定できます。
このアプリは家庭での練習・記録用です。学校や自治体の正式な測定・評価とは異なる場合があります。わが子の今の位置を知り、次の目標を決める道具として使ってください。
新体力テストの8種目と得点表のしくみ(小学生)
新体力テスト実施要項(6〜11歳対象)によると、小学生のテスト項目は次の8種目です。
- 握力(左右それぞれの良い方の記録を平均)
- 上体起こし(30秒間の回数)
- 長座体前屈
- 反復横とび(20秒間の点数)
- 20mシャトルラン(往復持久走)
- 50m走
- 立ち幅とび
- ソフトボール投げ
採点の流れは2段階です。まず「項目別得点表」で、種目ごとの記録を1〜10点に直します。次に8種目の得点を合計し、年齢別の「総合評価基準表」でA〜Eの5段階を判定します。満点は80点です。
項目別得点表は男女別で、小学生は全学年が同じ表を使います。たとえば男子の50m走は8.0秒以下で10点、9.4〜9.9秒で6点です。低学年は点数が低く出るのが普通で、その分は総合評価の基準が年齢ごとに調整されています。
なお、中学生以上は12〜19歳対象の実施要項が適用されます。ボール投げはハンドボール投げに変わり、持久走(男子1500m・女子1000m)と20mシャトルランのどちらかを選択します。得点表も別のものになります。
体力テストのA判定は何点から?年齢別の目安
保護者の方が一番気になるのは、「何点取ればAなのか」だと思います。実施要項の総合評価基準表(6〜11歳)は次のとおりです。男女共通の基準です。
| 段階 | 6歳 | 7歳 | 8歳 | 9歳 | 10歳 | 11歳 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| A | 39以上 | 47以上 | 53以上 | 59以上 | 65以上 | 71以上 |
| B | 33〜38 | 41〜46 | 46〜52 | 52〜58 | 58〜64 | 63〜70 |
| C | 27〜32 | 34〜40 | 39〜45 | 45〜51 | 50〜57 | 55〜62 |
| D | 22〜26 | 27〜33 | 32〜38 | 38〜44 | 42〜49 | 46〜54 |
| E | 21以下 | 26以下 | 31以下 | 37以下 | 41以下 | 45以下 |
出典: 文部科学省「新体力テスト実施要項(6〜11歳対象)」総合評価基準表
10歳でAを取るには65点以上が必要で、1種目あたり平均8点強になります。11歳は71点以上なので、平均9点近くが求められます。
ここで大事なのは、全種目で高得点を取る必要はないという点です。合計点で判定されるので、苦手な種目が4点でも、得意な種目の10点で補えます。あと1〜2点で上の段階に届く子は、伸ばしやすい種目を1つ決めて練習するのが近道です。
もう1つの注意点は、基準が毎年上がることです。9歳で59点のAだった子が、10歳でも同じ59点ならBになります。12歳からは別の得点表に切り替わり、Aは51点以上です。
体力テストナビはこの計算を自動で行い、「Aまであと何点」まで表示します。
全国平均との比較で「得意・苦手」が見える
得点とは別に、同年齢の全国平均と比べられるのもこのアプリの特徴です。比較のもとになるのは、スポーツ庁が公表している体力・運動能力調査の年齢別・男女別の数値です。
上回った種目と下回った種目がひと目で分かります。苦手を責めるより、得意を見つけて伝えるために使ってほしい機能です。
家で測る・家で練習する
学校だけでは練習の成果を確かめる機会が限られます。そこで、家や公園で測れる機能を入れました。
- 20mシャトルラン: 音源を収録。本番と同じリズムで、折り返し数を自動カウント
- 反復横とび・上体起こし: カメラの前でやるだけで回数を自動カウント
- 50m走: スロー動画のコマ送りで0.01秒単位まで計測
- 立ち幅とび: 写真から距離を計算
- ジャンプ力(垂直跳び): 滞空時間から計算
測った値は次の記録入力に自動で入ります。カメラ計測と動画計測は買い切りの機能です。
家で測るときは、安全を最優先にしてください。実施要項でも、テストの前に健康状態を十分に把握し、事故防止に注意を払うよう定められています。体調が悪い日は無理をさせず、運動を制限されている場合は、かかりつけの医師に相談してください。
50m走を伸ばしたい方は、かけっこが速くなる練習と親のサポート術の記事も参考になります。
料金は無料+1回の買い切り(正直に書きます)
ダウンロードは無料です。無料のままで、得点・判定・全国平均との比較、シャトルラン音源、ストップウォッチ、1人分の記録(最新3回)が使えます。今年の結果の判定だけなら、無料の範囲で足ります。
1回の買い切りで、カメラ計測・動画計測・家族6人までの登録・全履歴と成長グラフ・結果カードの保存がすべて解放されます。サブスクではありません。買い切りの金額は、App Storeのアプリ内課金の欄で確認してください。
広告はありません。アカウント登録も不要で、記録はすべて端末の中だけに保存されます。
対応はiOS 17.0以降です。
よくある質問
Q1. 新体力テストの得点表は、小学生と中学生で違いますか?
違います。文部科学省の新体力テスト実施要項は、6〜11歳、12〜19歳、20〜64歳、65〜79歳の4つに分かれていて、得点表も総合評価の基準もそれぞれ別です。中学生以上はボール投げがハンドボール投げに変わります。
Q2. A判定は何点から取れますか?
年齢によって変わります。実施要項の総合評価基準表では、6歳は39点以上、8歳は53点以上、10歳は65点以上、11歳は71点以上がAです。基準は毎年上がるので、その年齢の基準で見直してください。
Q3. 体力テストナビは無料で使えますか?
無料で、得点・判定・全国平均との比較、シャトルラン音源、ストップウォッチ、1人分の記録(最新3回)が使えます。カメラ計測・動画計測・家族6人の登録・全履歴と成長グラフ・結果カードの保存は、1回の買い切りで解放されます。サブスクではありません。
Q4. 家で測った記録は、学校の記録と同じように扱えますか?
同じには扱えません。このアプリは家庭での練習・記録用で、学校や自治体の正式な測定・評価とは異なる場合があります。家での計測は、前回の自分と比べる目安として使ってください。
Q5. 子どもの記録が外部に送信されることはありませんか?
記録はすべて端末の中だけに保存され、外部サーバーへの送信はありません。アカウント登録も不要で、カメラの映像も端末内で処理されます。
関連リンク
- かけっこが速くなる練習と運動会本番のコツ|親ができるサポート術
- スピガン|少年野球の球速をiPhoneだけで測るアプリ
- キロクエストシリーズ全競技まとめ(野球・サッカー・バスケ・バレー・スイミング)
- JACKのアプリ一覧(全アプリの紹介ページ)
出典: 文部科学省「新体力テスト実施要項」、スポーツ庁「体力・運動能力調査」(いずれも2026年9月に確認)
体力テストの結果は、去年の自分よりどれだけ伸びたかを親子で確かめる材料です。記録用紙が手元にある方は、まず無料の判定から試してみてください。




